報道記者は忙しい! とってもとっても忙しい!!が、大好きな乗り物につ いて語れるならば・・・! 日本テレビ報道局記者・近野宏明の、愛と知識と 無邪気さを搭載した乗り物ブログ、いい感じで走行中!
乗りものの場合、小休止の後は発進、があるわけで、きょうの写真もそんな感じです。東京都電の出発シーン。ここ東池袋の停留所は、ホームの先に大通りが線路と平面交差している(しかも踏切はない)ので、電車と車の信号が共通になっています。ちょっと休んで、信号が青になって、一気に加速していきます。当コラムが一気に再始動できるかどうか、ちょっと心配ですけどお許し下さい。
本日39回目の誕生日を迎えました近野です。平均的な余命を考えると、だいたい半分は過ぎてしまったわけですが、このトシになって趣味の乗りものについてこうして書き連ねていられるというのは、非常にありがたいことなのでしょう。皆様のご支援に感謝。
さてきょうも香港。香港島の南に浮かぶ、「南丫島」の海であります。
もしかすると、当コラムでもっともプリミティブな乗りもの、かもしれません。小船に立ち乗りしてひょろひょろと漕いでいくおじさん。私が昼ごはんを食べていたら、その前を飄々と過ぎ去りました。
海で「ひとり乗り」というのは、周囲の自然が大きいだけに、その孤独感も比例して大きいのではないか。しかるに多くの漁師さんはひとりで海に立ち向かいます。そのことだけで頭が下がります。39歳にもなっていつもひとに助けてもらっている私など、まだまだだなぁと思うばかりです。
遅ればせながら、前回のステンレスシートは香港の地下鉄です。ビジネスマンや観光客に溢れ、活気に満ちた香港ならではの、「ご多忙な人向け」のしつらえ、言えるかもしれません。
その同じ香港の地下鉄で撮った1枚がきょうの写真。このコラムでも以前に取り上げた「ホームドア」です。
ホームに設置されているガラスのドアと、電車のドアとの関係をご覧下さい。両者の幅にそう違いがありません。通常こういうものを作る時には、多少電車の停車位置がずれてもいいように、ホーム側のドア開口部に余裕をもたせ大きくするものですが。意外やこの余裕の少なさ。もしも停止位置を補正するシステムが無いならば、運転士は緊張するでしょうねえ。
ところでまもなくお盆に入るわけですが、この原稿はかなり早い段階で書いています。アップされる頃には世の中どういう状況になっているのか。私の能力ではぴたりと言い当てるほどの余裕はありません。
できるだけラクに移動したい...これは人類共通の願いです。交通機関の進歩は、スピードの追求と並行するかたちで快適性の追求によるところも大きいものです。
たとえば最初期の飛行機は、木製のフレームの上に体をむき出しにしたまま乗るものでした。それがいまや、我が家に居るより快適なんじゃないかと思うぐらいの、柔らかで快適なベッドに早変わりするシートも。乗ったこと無いですけど。
そこで今回考えたいのが、こちらです。
地下鉄の座席、です。窓に沿って並ぶ長いす状のこのシート。写真でもお分かりのようにステンレスそのもの、です。見るからに硬いし、座っても硬い。決して快適とは言い難いものがあります。加減速の際にはお尻が横方向に滑りそうな気もしますし。
短時間の乗車ならこんな感じで良いのかもしれませんし、万一の列車火災が発生したときには、こういう材質のほうが安全なのでしょう。でも、やっぱり快適性の追求、というテーマを失って欲しくないんです。乗りもの好きとしては。
久々の香港シリーズです。九龍のメインストリート、ネイザンロードから一本入ったところにこの黄色いバンは停まっていました。赤いタクシーをはじめ、街行く車は日本よりもビビッドな色が多い香港ですが、このバンはひときわ目を引きます。なにやら「檸檬大王」と。大王とはまたずいぶん大きく出たなあ。
歩道沿いに横に回り込むと「檸檬王」なる品を安く売っているので、試しに買ってみると手渡されたのがこの袋。
袋を開けてみると、何やら黒っぽくいかにも渋い色合いの干物が登場。手にとってみると、なんとも薬草っぽい香りも。恐る恐る千切って口に運ぶと、おお、これはまさしくレモン!
甘草の粉がまぶしてあるので、若干苦みもあり、手が止まらなくなるようなタイプの味ではありませんが、口の中に拡がる味も意外に「渋ウマ」。漢字だらけの説明書きを読むと、胃腸やのどにいいらしいとのこと。
しかし写真を改めて見てください。派手なレモンイエローの車と渋い黒みのかたまりとのギャップ。いかにも香港らしい組み合わせですね。
先回の続きです。円い窓の前にはちょっとしたテーブルがあり、携帯電話の通話をしたり、ちょっとした書き物をしたりするのにいい感じのデッキです。
で、今回注目はそのテーブルの下。壁に内蔵されるかたちでAEDが備え付けられているんですねえ。死に至る恐れのある心臓の細動を取り除く機器です。最近は多くの公共施設に設置されていますよね。
不特定多数のひとが利用する鉄道には、こういう設備は有用ですね。もちろん使う必要が無いというのが理想ですけれど。
ただひとつ気になるのは、この場所、この表示だとちょっと目立たないんじゃないかということ。どうですかね。私の目には周囲ととけ込みすぎて、多くの人に認知されにくいような気がします。折角の装備ですので、目立つことも大事ではないでしょうか。
固定観念というものは「固定」されてしまうとなかなか拭い去りがたいものがあります。だからこそ固定観念なんですが。
乗用車といえば普通は4輪。しかしかつて6輪のものや3輪のものもありました。船といえばスクリューで進むものと思いきや、スクリュー無しで進む船もあります。乗りものの世界でも、知らず知らずのうちに我々のアタマにはパターン化された概念が固着されているものです。
そこまで大げさな話かよ!と突っ込まれそうですが、きょうの写真は鉄道車両の中で撮ったもの。成田空港への新しいスカイライナーに乗ったとき、会社との連絡をすべくデッキに出ると、そこには「円い窓」がありました。
鉄道車両の窓と言えば四角いもの、(せいぜい角がラウンドしている程度)という概念を大きく打ち破るこの円い窓。じっと見ていると船に乗っているような気持ちになるのは、「円い窓=船」という固定観念もまた、私の意識に潜んでいる現れですね。
普段はなんとも思わないものが、急に目を引くことがあります。きょうの写真はまさにその典型。どこにでもあるコインパーキング(ちょっと広め)です。が。何が普段と違うかといえば、その色づかい。
場内のペイントがなんともパステルなピンク色なんです。あいにくの曇り空で、この写真だと発色がいまいちですかねえ。駐車場といえば普通は濃い黄色、ないし白が相場ですよね。とくに黄色は「警戒色」ということで、ドライバーを無意識のうちに緊張させ、場内の安全に寄与しているのでしょう。
そこへいくと、このピンク。なんともほわっとしたやさしい色です。ちなみに、場内の自動販売機も、敷地を囲む柵のストライプも、これかた同じピンクでした。なぜこの色を選んだのか。そして他にもピンク駐車場はあるのか。疑問はつきませんが、どこにもその答えはありません。
車をお持ちの皆さん、洗車はお好きですか?私は、けっこう好きです。と言っても、そう頻繁に車を洗う暇がないもんですから、むしろ我が家の車は慢性的に汚れておりますが。 ま、汚れているからこそ、自分の手で洗ったときの満足感は大きいわけでして。これからの季節は気温がいい塩梅ですので、短パンにサンダル履きでジャブジャブと車を洗うのは、気持ちのいいものです。
で、きょうの写真はこれです。オレンジ色のもやもやとしたこちらは、週末に購入した洗車用のスポンジ。なんでも、細かい繊維でたっぷり水を含むんだそうです。しかも、このスポンジは手でつかむのではなく、手袋状になっています。まさに手洗い。自分の手で撫でるように洗うわけですね。
早速これを使ってみようと思ったら、雨が降ってきました。なんで~!?
どこの世界も、うまく連携するというのは 難しいものです。この何ヶ月に起きたさまざまな出来事を振り返っても、皆さん納得いただけると思います。あなたの勤め先や所属する組織はいかがでしょうか。
こうした中、鉄道の世界は 「連携」がうまくいっている例が多数あります。電車とディーゼル車が連結して1本の列車になったり、郊外をゆく私鉄が都心の地下鉄に乗り入れたり。きょうの写真はそこまで大掛かりではありませんがこちら。
黄色い帯と黄緑色の帯。色違いの電車がしっかり連結しています。出来立ての新車です。これから東京にむけて出発するのでしょう。まあタネを明かせば、色は違うといっても、もともと同じ系列の車両ですから、手をつなぐことは容易なんです。
翻ってこの世の中。目指す目的地はひとつでも、なかなか 人間は手をつなげないもののようです。考えさせられますね。ほんと。

