#479「浮舟」
当コラム史上、屈指の芸術的な写真ではないでしょうか。
消え残る夕焼け、闇に変わろうという群青色の空、よーく見ると月が小さく浮かび、水面の静けさ、つながれた小舟。...と、ここまで書いて急に気恥ずかしくなりました。こういうのを、「自画自賛」というんですね。
こういう構図、こういう色彩の絵を見ると思い出すのが2つ。ひとつは、ボビー・コールドウェルのアルバムジャケットです。ある年代以上の皆さまにはイメージしやすいかと存じます。で、もう1つは、チョコレート。「霧の浮舟」というエアインチョコです。子どもの頃に登場したこのお菓子の食感は新鮮でした。そのパッケージのイメージはこんなようすじゃなかったかと。最近手にしていませんが、その詩的な商品名とともに、なんだか深く印象に残っております。
この写真の舟、誰がどんなふうに使っているものなのでしょう。ロマンティックな使い道か、ものすごく実用的な使い道か。前者であることを勝手に想起しつつ、私、この場所で何十年ぶりの「湖水浴」をしました。この船の右側のほうで。たいへん水が冷たく、ずっと頑張って泳いでいないと次第につらくなりました...。シャキッと身が引き締まり、ロマンティックとは程遠く・・・。
消え残る夕焼け、闇に変わろうという群青色の空、よーく見ると月が小さく浮かび、水面の静けさ、つながれた小舟。...と、ここまで書いて急に気恥ずかしくなりました。こういうのを、「自画自賛」というんですね。
こういう構図、こういう色彩の絵を見ると思い出すのが2つ。ひとつは、ボビー・コールドウェルのアルバムジャケットです。ある年代以上の皆さまにはイメージしやすいかと存じます。で、もう1つは、チョコレート。「霧の浮舟」というエアインチョコです。子どもの頃に登場したこのお菓子の食感は新鮮でした。そのパッケージのイメージはこんなようすじゃなかったかと。最近手にしていませんが、その詩的な商品名とともに、なんだか深く印象に残っております。
この写真の舟、誰がどんなふうに使っているものなのでしょう。ロマンティックな使い道か、ものすごく実用的な使い道か。前者であることを勝手に想起しつつ、私、この場所で何十年ぶりの「湖水浴」をしました。この船の右側のほうで。たいへん水が冷たく、ずっと頑張って泳いでいないと次第につらくなりました...。シャキッと身が引き締まり、ロマンティックとは程遠く・・・。