#481「老体」
ニューイングランド地方に出掛けたとき、給油しようとガソリンスタンドに入ったら、実にいい感じのピックアップトラックを見つけました。
アメリカでは、古いトラックを本当によく見かけます。特に日本ではほぼ絶滅しているといっていいボンネットのある小型トラックは、今もここでは幅をきかせています。この種のトラックは、事業所での用途もさることながら、個人所有のものもけっこうあるのがアメリカらしい。しかも「荷台に積んで走る」のではなく、何かを「引っ張って走る」姿もよく見かけます。
例えば、趣味で乗馬をやるひとは馬を乗せるトレーラーを引っ張りますし、オフロード用のバイクを乗せたトレーラー、芝刈り機を乗せたトレーラー...。川や海辺までモーターボートを引っ張る姿もこれからの時期はとくに増えそう。余暇や趣味の世界と密接に関わっているんですね。その種の用途ですと、べつに最新型じゃなくても何ら問題ないわけで、「親の代から乗ってる?」と見受けられるような年代物もたくさん走って居ます。
老体でありながら若者の趣味や余暇に活躍するトラックを見ると、野外活動の幅広さと歴史の深さを感じるばかり。「お爺ちゃんトラック」は趣味の現場の傍らで、孫世代の若者の活動に目を細めているようです。
アメリカでは、古いトラックを本当によく見かけます。特に日本ではほぼ絶滅しているといっていいボンネットのある小型トラックは、今もここでは幅をきかせています。この種のトラックは、事業所での用途もさることながら、個人所有のものもけっこうあるのがアメリカらしい。しかも「荷台に積んで走る」のではなく、何かを「引っ張って走る」姿もよく見かけます。
例えば、趣味で乗馬をやるひとは馬を乗せるトレーラーを引っ張りますし、オフロード用のバイクを乗せたトレーラー、芝刈り機を乗せたトレーラー...。川や海辺までモーターボートを引っ張る姿もこれからの時期はとくに増えそう。余暇や趣味の世界と密接に関わっているんですね。その種の用途ですと、べつに最新型じゃなくても何ら問題ないわけで、「親の代から乗ってる?」と見受けられるような年代物もたくさん走って居ます。
老体でありながら若者の趣味や余暇に活躍するトラックを見ると、野外活動の幅広さと歴史の深さを感じるばかり。「お爺ちゃんトラック」は趣味の現場の傍らで、孫世代の若者の活動に目を細めているようです。