2015年1月アーカイブ
きょうは久々に日本の写真です。成田空港の駅で撮ったスカイアクセス。以前、デビュー間もない頃にも本コラムで取り上げた記憶がありますが、きょうは座席に着目します。
車体を真横から見たところであります。窓の中をよく見ると、2人掛けの座席がなんだか変な方向を向いていますね。これ、終着駅で折り返し運転に備えて全ての椅子を回転させている様子です。
お客さんが下車したのを確認して、全自動でぐるんと椅子が回るさまは、まさに回れ右状態。ですが、一度にぜんぶ回るのではないように見受けられます。同時に回すと前後の席がぶつかって干渉するからでしょうか。
こういうしくみ、確かJR東日本の新幹線にもあったような。かつては折り返し運転のさいに、清掃係が一つ一つ押して回転させていました。ですが、清掃係は中高年の女性も多く、難儀な作業だなあと思ったものでしたが、これは相当な省力化が図れますね。回転装置による重量の増加よりも、作業の効率化の点で大きなメリットがあるというわけです。こんなしくみ、他の国の鉄道にあるのでしょうか...。
車体を真横から見たところであります。窓の中をよく見ると、2人掛けの座席がなんだか変な方向を向いていますね。これ、終着駅で折り返し運転に備えて全ての椅子を回転させている様子です。
お客さんが下車したのを確認して、全自動でぐるんと椅子が回るさまは、まさに回れ右状態。ですが、一度にぜんぶ回るのではないように見受けられます。同時に回すと前後の席がぶつかって干渉するからでしょうか。
こういうしくみ、確かJR東日本の新幹線にもあったような。かつては折り返し運転のさいに、清掃係が一つ一つ押して回転させていました。ですが、清掃係は中高年の女性も多く、難儀な作業だなあと思ったものでしたが、これは相当な省力化が図れますね。回転装置による重量の増加よりも、作業の効率化の点で大きなメリットがあるというわけです。こんなしくみ、他の国の鉄道にあるのでしょうか...。
1月も後半ですが、年末年始を振り返ってみると、「食べもの」との関連が強いなあと改めて思わされます。昭和生まれの40代としては、クリスマスのケーキや、年越し蕎麦、お雑煮、お節と、炬燵のみかん、この辺りは定番であります。これらに加えて、それぞれの実家ならではの郷土料理も有るのではないでしょうか。とはいえ、世の中移ろいやすいものでして、人が集まるときにはデリバリーのピザを食べるという人も増えているかと存じます。
先日、ワシントン中心部で見かけたのは有名ピザチェーンのトレーラーです。たまに途上で見かけるのですが、食べものにまつわる記憶というのは力強いもので、ロゴを見るとなんとなくピザが食べたくなってくるから不思議ですね。それにしても、青いトレーのサイズと数から類推するに、この荷台にピザがどれだけ積んであるのか。ピザ、ピザ、ピザピザピザピザピザピザ...状態なのでしょう。この時期、人が集まればやっぱり食べる機会は増えるのでしょうかね。アメリカ国民食のひとつと言ってもよいほどの食べものですので、日本の配送トラックとはまったく趣が異なります。
ところで、この写真を撮ったときの気温はマイナス10℃近くまで下がっていました。もしかすると、こんなに厳重な冷凍コンテナでなくても、運んでいるピザに影響は無いかもしれません。
先日、ワシントン中心部で見かけたのは有名ピザチェーンのトレーラーです。たまに途上で見かけるのですが、食べものにまつわる記憶というのは力強いもので、ロゴを見るとなんとなくピザが食べたくなってくるから不思議ですね。それにしても、青いトレーのサイズと数から類推するに、この荷台にピザがどれだけ積んであるのか。ピザ、ピザ、ピザピザピザピザピザピザ...状態なのでしょう。この時期、人が集まればやっぱり食べる機会は増えるのでしょうかね。アメリカ国民食のひとつと言ってもよいほどの食べものですので、日本の配送トラックとはまったく趣が異なります。
ところで、この写真を撮ったときの気温はマイナス10℃近くまで下がっていました。もしかすると、こんなに厳重な冷凍コンテナでなくても、運んでいるピザに影響は無いかもしれません。
年の初めですので、ことしの目標を掲げていらっしゃる人も多いことでしょう。小学生の頃は「ことしのめあて」などと言い習わしていましたね。そういえば「めあて」って言葉、もう長年使っていませんなあ。「めあて」とセットになっていたのが「書き初め」でして、自分の掲げた目標を書いたりしたものです。
そこできょうの写真ですが。車好きでなくてもご存じ、「デロリアン」です。ホントは「デロリアン」は自動車メーカーの名称で、車名は「DMC-12」というかなり無機的でそっけない名前なんですが。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンに改造されたことで世界的に知られる車です。
この車の特徴のひとつが、ドア。カモメの翼のような「ガルウィング」というタイプの開き方をします。まさに新年の目標や書き初めにふさわしい「飛翔」を体で示しています。車が空を飛ぶわけがないんですが、あの映画の中ではビューンと時空を飛んでいましたからね。
...いま気付きましたが、映画の公開は1985年。劇中のタイムトラベルの起点であり、物語の初期設定とでもいうべき年でもありました。で、行ったり来たりする「未来」の設定はことし!2015年です。ひゃー。あれから30年かぁ...。まさか自分が2015年にアメリカで暮らし、デロリアンのことを書いて居ようとは。うちの前の通りを見ると、まだスケボーや車は空を飛翔してはいませんが、この調子だとそんな日は思いがけず早く来るのでしょうか。
そこできょうの写真ですが。車好きでなくてもご存じ、「デロリアン」です。ホントは「デロリアン」は自動車メーカーの名称で、車名は「DMC-12」というかなり無機的でそっけない名前なんですが。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンに改造されたことで世界的に知られる車です。
この車の特徴のひとつが、ドア。カモメの翼のような「ガルウィング」というタイプの開き方をします。まさに新年の目標や書き初めにふさわしい「飛翔」を体で示しています。車が空を飛ぶわけがないんですが、あの映画の中ではビューンと時空を飛んでいましたからね。
...いま気付きましたが、映画の公開は1985年。劇中のタイムトラベルの起点であり、物語の初期設定とでもいうべき年でもありました。で、行ったり来たりする「未来」の設定はことし!2015年です。ひゃー。あれから30年かぁ...。まさか自分が2015年にアメリカで暮らし、デロリアンのことを書いて居ようとは。うちの前の通りを見ると、まだスケボーや車は空を飛翔してはいませんが、この調子だとそんな日は思いがけず早く来るのでしょうか。
2015年の始まりです。きのう5日から仕事始めという方も多いことでしょう。仕事に先だって、親戚や近所の皆さんやら友人やらに、いわゆる「年始回り」をされた方となると、もっと多いかと存じます。きょうは、そんな「年賀のご挨拶」を思わせる写真を。
古いジャガーです。前回ご紹介した、古い車を集めたイベントでの1枚。とっても滑らかなボディライン、つややかな車体。たいへんエレガントですね。丸くつぶらな瞳もなんとも可愛らしい。英国趣味が薫る上品な一台です。
で、もう1枚。
その白いジャガー、ボンネットはこんな風に開くんですねえ。上面の「ふた」が開くのではなく、ボディ前半がそのまんま前にズレながら前方にぐいっと。まさしく年始回りに相応しい上品な「お辞儀」っぷりです。角度としても45度ぐらいでしょうか。最敬礼まではいかずとも、年始回りには充分な礼儀正しさ。すばらしい。私もジャガーに倣って、心のなかで頭を垂れることといたします。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
古いジャガーです。前回ご紹介した、古い車を集めたイベントでの1枚。とっても滑らかなボディライン、つややかな車体。たいへんエレガントですね。丸くつぶらな瞳もなんとも可愛らしい。英国趣味が薫る上品な一台です。
で、もう1枚。
その白いジャガー、ボンネットはこんな風に開くんですねえ。上面の「ふた」が開くのではなく、ボディ前半がそのまんま前にズレながら前方にぐいっと。まさしく年始回りに相応しい上品な「お辞儀」っぷりです。角度としても45度ぐらいでしょうか。最敬礼まではいかずとも、年始回りには充分な礼儀正しさ。すばらしい。私もジャガーに倣って、心のなかで頭を垂れることといたします。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。