#271「パンタ」
実家周辺ネタをもうひとつ。これ、電話ボックスです。後ろに緑地の看板があることからも正真正銘、とわかりますね。しかし屋根上にパンタグラフ、のようなもの…。もちろんダミーのものですから、通電しているわけではありませんのでご安心を。
新津(現在は新潟市秋葉区の一部)は古くから鉄道の町として知られていましたから、そのからみでこういう電話ボックスもあるのでしょう。色の塗り分けはいわゆる「湘南色」。国鉄の標準的な塗り分けのひとつである、みかん色と緑色です。このあたりも湘南色の電車が走る時期が長かったですからね。そういえば先日の乗りもノートで紹介した「ポスト」も湘南色でした。やっぱり「電車と言えば」…というアイコンなのでしょう。
しかしこの電話ボックス、ボックスごと走り始めたら、中にいる人はびっくりするでしょうねえ。最近は携帯電話の普及で、電話ボックスで話し込む人の姿を見ることもめっきり少なくなりましたが。新津においでの際はぜひこちらへ。