#432「無頼?」
ワシントンでの同業の皆さんとハーフマラソンに出場登録をして、この3か月近く、時折練習をしておりました。結果は、出張のため出走せず。「記録なし」。
...正直、練習を重ねても距離は伸びずスピードも上がらず。数年前は週に2、3回は1時間(=10キロ)を走っても平気だったんですが。今回、仮に出場しても20キロ余りをそれなりの時間で走りきるのはきっと無理だったと思います。こうして人は老いていくのでしょうか。
そんな練習のさなかに撮影されたのがこの写真です。ポトマック川にかかる長い橋をワシントンDC側からバージニア州にむけ渡る途中、ふと川面をみるとそこに「海賊の旗」が。小さいボートに男がひとり。白いシャツに茶色のベストと帽子。大きな荷物は積んで居らず、とても身軽に見えます。もし彼が本当に「単独行動の海賊」だったら、これはかなりの無頼です。心身ともにタフじゃないと無理。もっとも、まだ海に出る手前の「川」なんですけれど。
エンジンを切っていると思しきこのボートは静かに橋をくぐり、かなりゆっくりと進んでいきました。そのときの私の走りはというと、間違い無くこの船より遅いスピードでした。長い橋は進むも戻るもけっこうな距離がありますが、もう強い日射しで汗だく、くたくた。無頼には程遠いとしか言いようがありません。
しかし彼はどこからきてどこに向かうのか。単独行の小船はいつもその疑問を残します。
...正直、練習を重ねても距離は伸びずスピードも上がらず。数年前は週に2、3回は1時間(=10キロ)を走っても平気だったんですが。今回、仮に出場しても20キロ余りをそれなりの時間で走りきるのはきっと無理だったと思います。こうして人は老いていくのでしょうか。
そんな練習のさなかに撮影されたのがこの写真です。ポトマック川にかかる長い橋をワシントンDC側からバージニア州にむけ渡る途中、ふと川面をみるとそこに「海賊の旗」が。小さいボートに男がひとり。白いシャツに茶色のベストと帽子。大きな荷物は積んで居らず、とても身軽に見えます。もし彼が本当に「単独行動の海賊」だったら、これはかなりの無頼です。心身ともにタフじゃないと無理。もっとも、まだ海に出る手前の「川」なんですけれど。
エンジンを切っていると思しきこのボートは静かに橋をくぐり、かなりゆっくりと進んでいきました。そのときの私の走りはというと、間違い無くこの船より遅いスピードでした。長い橋は進むも戻るもけっこうな距離がありますが、もう強い日射しで汗だく、くたくた。無頼には程遠いとしか言いようがありません。
しかし彼はどこからきてどこに向かうのか。単独行の小船はいつもその疑問を残します。