#434「剽軽(ひょうきん)」
8月に、乗りものの顔つきがどんどん厳しくなっているということを書きました。ならばどんな表情がその反対側にあるのかということも記しておこうと考え、きょう用意したのがこちらの写真です。
たとえばこんな感じ、どうでしょう。ずいぶん年季の入った雪上車です。この正面から見た様子など何とも剽軽といえるのではないでしょうか。上のほうから見て行くと、フロントガラスも短い鼻先も、水平基調で、まあそこまでは硬軟どちらとも言えない感じ。ですが、丸いデュアルライトが絶妙に離れているところ、ステキです。そして決定的なのは真ん中に黒い口を開けるラジエーターグリル。まるで「アゴが外れてしまったギャグマンガの登場人物」のように、下方にでろーん・・・と開いています。険しくつり上がったデザインとは一線を画します。
サイドに回り込むと、全長の短さが寸詰まりなユーモラスを醸し出しています。縦横の比率に大差無い感じが、じつに剽軽。実際には泥濘地や氷雪の上をぐいぐいと進むヘビーデューティーな乗りものなので、その性能と見た目のギャップがたまりませんね。どうでしょう?こんなデザイン。
たとえばこんな感じ、どうでしょう。ずいぶん年季の入った雪上車です。この正面から見た様子など何とも剽軽といえるのではないでしょうか。上のほうから見て行くと、フロントガラスも短い鼻先も、水平基調で、まあそこまでは硬軟どちらとも言えない感じ。ですが、丸いデュアルライトが絶妙に離れているところ、ステキです。そして決定的なのは真ん中に黒い口を開けるラジエーターグリル。まるで「アゴが外れてしまったギャグマンガの登場人物」のように、下方にでろーん・・・と開いています。険しくつり上がったデザインとは一線を画します。
サイドに回り込むと、全長の短さが寸詰まりなユーモラスを醸し出しています。縦横の比率に大差無い感じが、じつに剽軽。実際には泥濘地や氷雪の上をぐいぐいと進むヘビーデューティーな乗りものなので、その性能と見た目のギャップがたまりませんね。どうでしょう?こんなデザイン。