#429「荷台」
日本の一般家庭ではあまりなじみのない自動車が「ピックアップトラック」です。アメリカの多くの地域の一戸建て住宅は、日本とは比べるべくもない大きなガレージがあり、そこにはドーンと大きく構えていたりします。日本でも昭和40年代、50年代には、クラウンやコロナなど、乗用車ベースのピックアップトラックも何種かあり、お米屋さんや燃料店などがよく使っていた記憶がありますが、めっきり見なくなりました。アメリカで見かける頻度はケタ違い。そして車としての大きさもケタ違い。大排気量のエンジン、山のように大きなボディ、周囲を威圧する顔つき、...まさに「アメリカ車」の代名詞のひとつです。
で、今回の写真ですが、そのピックアップを後ろから写したものです。よく見て下さい。荷台に若い女性が2人乗っています。この10分ほど前、ある地方都市の繁華街の赤信号で、このピックアップに追いついたのですが、そのとき荷台には、かしましくおしゃべりしていた2人の姿がすでにありました。で、そのまま市外の一本道に出てもそのまま状況は変わらず。
何がすごいって、この道路の制限速度は時速55マイル。さらにこのトラックはビューンと勢いよく加速して私を置いていったので、間違いなく60から65マイルぐらい出ていたとみられます。つまり時速100キロですよ。日本の高速道路で、ピックアップの荷台に若い女性2人が乗って、強い日射しと風にあたりながらキャッキャと談笑する図というのはまず見ないでしょう。法令上の条件という問題もありますが。
しかしアメリカでは「荷台に乗る若者」の図は良く目にします(荷台乗車の条件がどうなっているかは調べていません)。その出で立ちから推測すると、何かスポーツの練習を終えたあととか、これからレジャーに繰り出すとか、ボランティア作業の前後とか。ピックアップという形式の自動車が、生活に根付いていることは容易に伺えます。「荷台に乗って移動した生涯通算時間」の各国別ランキングがあれば、きっと他国を寄せ付けない1位になるのは間違い無いでしょう。
で、今回の写真ですが、そのピックアップを後ろから写したものです。よく見て下さい。荷台に若い女性が2人乗っています。この10分ほど前、ある地方都市の繁華街の赤信号で、このピックアップに追いついたのですが、そのとき荷台には、かしましくおしゃべりしていた2人の姿がすでにありました。で、そのまま市外の一本道に出てもそのまま状況は変わらず。
何がすごいって、この道路の制限速度は時速55マイル。さらにこのトラックはビューンと勢いよく加速して私を置いていったので、間違いなく60から65マイルぐらい出ていたとみられます。つまり時速100キロですよ。日本の高速道路で、ピックアップの荷台に若い女性2人が乗って、強い日射しと風にあたりながらキャッキャと談笑する図というのはまず見ないでしょう。法令上の条件という問題もありますが。
しかしアメリカでは「荷台に乗る若者」の図は良く目にします(荷台乗車の条件がどうなっているかは調べていません)。その出で立ちから推測すると、何かスポーツの練習を終えたあととか、これからレジャーに繰り出すとか、ボランティア作業の前後とか。ピックアップという形式の自動車が、生活に根付いていることは容易に伺えます。「荷台に乗って移動した生涯通算時間」の各国別ランキングがあれば、きっと他国を寄せ付けない1位になるのは間違い無いでしょう。