2014年8月アーカイブ
好きなものが2つ重なると、目をそらすわけにはいきません。今回は非常にわかりやすい「乗りもの」と「甘いもの」のダブルです。
どこのスーパーにも売っている、ヘーゼルナッツペーストとチョコレートをミックスしたスプレッド。その超巨大な瓶が、トレーラーに載っています。一目瞭然のダブルな魅力です。だからなんだと言われるとそこまでですが、非常に目を引きます。現に、このときは私だけでなく何人かの人達が並んでカメラを向けていたのですから。アメリカ、ヨーロッパでは多くの家庭が切らすことなく買っているという商品ですから、親近感は私の比ではないのでしょう。
この瓶、中身はどうなっているのかなと思っていると、係の人が折良くやってきました。何も言わずに、左側にある扉を開けると、なにやらこの場で行う宣伝用の備品をあれこれ取り出して...。さすがにホンモノが詰まっているとは思いませんが、やっぱり、なんだかちょっと残念でありました。
どこのスーパーにも売っている、ヘーゼルナッツペーストとチョコレートをミックスしたスプレッド。その超巨大な瓶が、トレーラーに載っています。一目瞭然のダブルな魅力です。だからなんだと言われるとそこまでですが、非常に目を引きます。現に、このときは私だけでなく何人かの人達が並んでカメラを向けていたのですから。アメリカ、ヨーロッパでは多くの家庭が切らすことなく買っているという商品ですから、親近感は私の比ではないのでしょう。
この瓶、中身はどうなっているのかなと思っていると、係の人が折良くやってきました。何も言わずに、左側にある扉を開けると、なにやらこの場で行う宣伝用の備品をあれこれ取り出して...。さすがにホンモノが詰まっているとは思いませんが、やっぱり、なんだかちょっと残念でありました。
日本はお盆も終わり、多くの人がまた普段通りの仕事に戻る週。アメリカではお盆の概念はもちろん無いものの、やはり7月後半から8月にかけては、多くの人たちがそれぞれの地元に帰って家族と共に過ごします。
きょうの写真は、ワシントンの空の玄関口、ダレス空港の到着ロビーで撮ったものです。この日は日本からのお客さんを迎えに行ったのですが、同じように誰かを迎えに来た人達でゲートの前はごった返していました。大きな荷物を載せたカートを押して次々と出てくる到着客。いっぽう待つ方はちょっとそわそわしながらも、誰もが、到着客の出てくるドアに注意を配っています。
意外に多くの人が、風船を手にしていました。「WELCOME HOME」の文字がプリントされた風船。ふわふわと待合スペースに漂っています。すぐ近くの売店で売っていますが、私は「値段」をチェックするのを失念しました...。いずれにしても結構な売り上げです。
家族や友人をみつけるや、声をかけながら駆け寄る人。握手したりハグしたり。到着した人の中には、出迎えの人が持つこの風船を指さして「ワオ!」といった反応を示す人も居ます。それでも数秒後には久しぶりの相手との会話に夢中になって、風船に視線を向けることもなく肩を並べて歩き始めるのが殆どです。風船の効果は、見たところかなり瞬間的、限定的です。
それでも、タクシー乗り場や駐車場に向かっていく人達の後ろ姿を見ると、明らかに嬉しそう。久々の再会に心が躍っている人々。その心が風船のようにふわふわとした高揚感に満たされているのは間違いありません。見ているこちらも、じつに良い気持ちになりました。
きょうの写真は、ワシントンの空の玄関口、ダレス空港の到着ロビーで撮ったものです。この日は日本からのお客さんを迎えに行ったのですが、同じように誰かを迎えに来た人達でゲートの前はごった返していました。大きな荷物を載せたカートを押して次々と出てくる到着客。いっぽう待つ方はちょっとそわそわしながらも、誰もが、到着客の出てくるドアに注意を配っています。
意外に多くの人が、風船を手にしていました。「WELCOME HOME」の文字がプリントされた風船。ふわふわと待合スペースに漂っています。すぐ近くの売店で売っていますが、私は「値段」をチェックするのを失念しました...。いずれにしても結構な売り上げです。
家族や友人をみつけるや、声をかけながら駆け寄る人。握手したりハグしたり。到着した人の中には、出迎えの人が持つこの風船を指さして「ワオ!」といった反応を示す人も居ます。それでも数秒後には久しぶりの相手との会話に夢中になって、風船に視線を向けることもなく肩を並べて歩き始めるのが殆どです。風船の効果は、見たところかなり瞬間的、限定的です。
それでも、タクシー乗り場や駐車場に向かっていく人達の後ろ姿を見ると、明らかに嬉しそう。久々の再会に心が躍っている人々。その心が風船のようにふわふわとした高揚感に満たされているのは間違いありません。見ているこちらも、じつに良い気持ちになりました。
日本では夏休みも佳境に入っている時季ですね。夏休みは鉄道の車両基地や工場などが公開されるイベントも目白押し。どこかできょうも鉄道車両を前に子供たちが目を瞠らせているのでしょう。
目を瞠る、といえば。こちらの写真は、ワシントンのいちばん大きな駅、ユニオンステーションで撮影したもの。この日は中・長距離列車に使う客車や機関車を中心に、多くの車両が公開されていました。新型(に見える)の機関車はまだ塗装もツヤツヤ。しかし、この車両もやはり、と言うべきか、表情が「吊り目」ですね。自動車や鉄道車両の前面ライト回りを「目」ととらえると、最近はほんとうに「つり上がった目」が増えています。また後日そうした写真を紹介しようと思いますが、自動車は前面からぐいっと側面にかけて回り込んだようなものまであります。
つり上がった目元の流行はいったい何を意味するのか。「力強さ」「速さ」「鋭さ」が増す効果がある、とは思います。ですが、個人的にはアグレッシブに過ぎるデザインはちょっと公共空間の雰囲気を厳しくするなあ、という気もします。デザインの歴史は振り子のように戻ってくると思いますので、子供たちの表情のように柔和な顔つきの乗りもの、待望しております。
目を瞠る、といえば。こちらの写真は、ワシントンのいちばん大きな駅、ユニオンステーションで撮影したもの。この日は中・長距離列車に使う客車や機関車を中心に、多くの車両が公開されていました。新型(に見える)の機関車はまだ塗装もツヤツヤ。しかし、この車両もやはり、と言うべきか、表情が「吊り目」ですね。自動車や鉄道車両の前面ライト回りを「目」ととらえると、最近はほんとうに「つり上がった目」が増えています。また後日そうした写真を紹介しようと思いますが、自動車は前面からぐいっと側面にかけて回り込んだようなものまであります。
つり上がった目元の流行はいったい何を意味するのか。「力強さ」「速さ」「鋭さ」が増す効果がある、とは思います。ですが、個人的にはアグレッシブに過ぎるデザインはちょっと公共空間の雰囲気を厳しくするなあ、という気もします。デザインの歴史は振り子のように戻ってくると思いますので、子供たちの表情のように柔和な顔つきの乗りもの、待望しております。
アメリカは三連休が日本に比べると少なく、それだけに、祝日の意義が大きいような気がします。休みのありがたみを実感出来るという意義もそうですが、その祝日の「意味合い」が本来のとおりに生きている感を受けるわけです。
なかでも7月4日の「独立記念日」は建国から二百数十年しか経っていないこの国においては、ひときわ大事な祝日に思われます。
この日、ワシントンでは花火大会が行われます。市内中心部、さまざまなメモリアルがならぶ「モール」と呼ばれる大きな公園で打ち上げられ、まさに祝祭のムードを盛り上げます。
去年私はこの花火大会をホワイトハウス前で見たのですが、ことしはより打ち上げ場所に近いところで見ようと、「モール」に向かいました。そこに居たのがこの軍用車両。公園全体を策で囲み、軍や警察の関係者がセキュリティチェックを行っていました。
で、湾岸戦争やイラク戦争などの映像でなじみの深いこの車両がスタンバイしていたのですが、ちょっとのぞき込むと、とにかく運転席が狭い。傍らに佇む兵士の立派な体格とはまったくマッチしないように見える狭さでした。機能第一の軍用車両とはいえ、あの狭い席に体を押し込める兵士に少し同情したものです。
無事セキュリティチェックを終えて見る花火。正面にワシントンメモリアルがそびえ立ち、目の前でどんどん上がります。芝生に寝転んで満天の花火を楽しみ始めるや、ものの20分で終了。そういえば去年もそうでした。この国の花火大会はとても短いのです。1時間半、2時間と続く日本の花火って、すごく贅沢だったんですね。
なかでも7月4日の「独立記念日」は建国から二百数十年しか経っていないこの国においては、ひときわ大事な祝日に思われます。
この日、ワシントンでは花火大会が行われます。市内中心部、さまざまなメモリアルがならぶ「モール」と呼ばれる大きな公園で打ち上げられ、まさに祝祭のムードを盛り上げます。
去年私はこの花火大会をホワイトハウス前で見たのですが、ことしはより打ち上げ場所に近いところで見ようと、「モール」に向かいました。そこに居たのがこの軍用車両。公園全体を策で囲み、軍や警察の関係者がセキュリティチェックを行っていました。
で、湾岸戦争やイラク戦争などの映像でなじみの深いこの車両がスタンバイしていたのですが、ちょっとのぞき込むと、とにかく運転席が狭い。傍らに佇む兵士の立派な体格とはまったくマッチしないように見える狭さでした。機能第一の軍用車両とはいえ、あの狭い席に体を押し込める兵士に少し同情したものです。
無事セキュリティチェックを終えて見る花火。正面にワシントンメモリアルがそびえ立ち、目の前でどんどん上がります。芝生に寝転んで満天の花火を楽しみ始めるや、ものの20分で終了。そういえば去年もそうでした。この国の花火大会はとても短いのです。1時間半、2時間と続く日本の花火って、すごく贅沢だったんですね。