#419 「困憊」
今回更新が少々遅れたのにはワケがあります。今週、私は取材のため出張していたのですが、順調に進んだ取材とは裏腹に、地元ワシントンに戻ることにとんでもなく手間取ったからなのです。
帰る日は、朝早くからの取材でした。お蔭さまで予定通りに終わり、見込みより少し早めに空港に正午前に到着。この時点で出発には2時間あまりの余裕がありました。飛行機のチェックインを済ませて昼食。慌てることなくゆったりと摂って、いよいよ搭乗ゲートに向かったのです。そこが、暗転の始まりでした。 チェックイン時点では定刻14時10分発だったはずの便は、到着地周辺の天候不良を理由に、出発を1時間遅らせるというのです。ゲート前でしばし待つと、さらに遅れて出発は16時35分に変更。すでに2時間半以上の遅発です。むむむ...。
16時10分、搭乗開始。着席してやれやれと一息つきまして、機体は滑走路へ。この時点で私、早起きがたたって眠ってしまいました。ひと眠りしてはっと目が覚めると、窓からまだアスファルトが見えます。機体はどうやら滑走路横の誘導路あたりにいるようです。17時25分、「まだ30分ほど機内で待機を」とのアナウンスが。本来ならばワシントン支局に戻っている頃と思われます。 19時前、搭乗から3時間近く経って、さすがに乗客をいったん降ろす、という判断に至りました。ずいぶん前に通ったような気がする搭乗ゲートを、逆に戻ります。はあ...。
その後、飛ぶかどうかを「20時に案内する」「20時40分に案内する」と続き、21時前、遂に私たちの乗る便は「欠航」と相成りました。この頃には、預けた機材をおろしてくれとカウンターに詰め寄る乗客が多数。ふと気づけば、何人もの警察官まで出動しています。
乗客の誰かが係員に暴言でも吐いたのでしょうか。おおごとになってきましたが、それ以上のざわめきはなく、誰もがやりきれない思いとともに荷物の受け取りや搭乗便の変更手続きに入りました。我々も同様であります。結局荷物を引き取って空港をあとに、(急遽押さえた)ホテルに向かったのは22時すぎ。なんだがずいぶん長い一日となりました...。
翌日。振り替え便に乗ろうと空港に来ると。なんとその振り替え便が欠航に!信じられない!あれやこれやあって、ワシントンに到着したのは当初予定より21時間遅れでありました。私の乗った便は、離陸から着陸まで、風で揺れ続け、ほぼずっとベルトサインが点灯したままでした。なかなかのフライトでありました。疲労困憊。
帰る日は、朝早くからの取材でした。お蔭さまで予定通りに終わり、見込みより少し早めに空港に正午前に到着。この時点で出発には2時間あまりの余裕がありました。飛行機のチェックインを済ませて昼食。慌てることなくゆったりと摂って、いよいよ搭乗ゲートに向かったのです。そこが、暗転の始まりでした。 チェックイン時点では定刻14時10分発だったはずの便は、到着地周辺の天候不良を理由に、出発を1時間遅らせるというのです。ゲート前でしばし待つと、さらに遅れて出発は16時35分に変更。すでに2時間半以上の遅発です。むむむ...。
16時10分、搭乗開始。着席してやれやれと一息つきまして、機体は滑走路へ。この時点で私、早起きがたたって眠ってしまいました。ひと眠りしてはっと目が覚めると、窓からまだアスファルトが見えます。機体はどうやら滑走路横の誘導路あたりにいるようです。17時25分、「まだ30分ほど機内で待機を」とのアナウンスが。本来ならばワシントン支局に戻っている頃と思われます。 19時前、搭乗から3時間近く経って、さすがに乗客をいったん降ろす、という判断に至りました。ずいぶん前に通ったような気がする搭乗ゲートを、逆に戻ります。はあ...。
その後、飛ぶかどうかを「20時に案内する」「20時40分に案内する」と続き、21時前、遂に私たちの乗る便は「欠航」と相成りました。この頃には、預けた機材をおろしてくれとカウンターに詰め寄る乗客が多数。ふと気づけば、何人もの警察官まで出動しています。
乗客の誰かが係員に暴言でも吐いたのでしょうか。おおごとになってきましたが、それ以上のざわめきはなく、誰もがやりきれない思いとともに荷物の受け取りや搭乗便の変更手続きに入りました。我々も同様であります。結局荷物を引き取って空港をあとに、(急遽押さえた)ホテルに向かったのは22時すぎ。なんだがずいぶん長い一日となりました...。
翌日。振り替え便に乗ろうと空港に来ると。なんとその振り替え便が欠航に!信じられない!あれやこれやあって、ワシントンに到着したのは当初予定より21時間遅れでありました。私の乗った便は、離陸から着陸まで、風で揺れ続け、ほぼずっとベルトサインが点灯したままでした。なかなかのフライトでありました。疲労困憊。