#389「巡航」
少々古い話になりますが、アメリカ東海岸で過ごす最初の夏の印象を振り返ると、「6月・7月が夏らしかった」ような気がします。8月は、今となってみれば後半には秋に入っていたのかな、と。この写真はそんな感覚を裏付けるような1枚です。
これ、6月上旬に撮影したポトマック河畔のようすです。強い日射し、青い空。そして一つだけ浮かぶ白い雲。まさに夏ですね。きらめく水面がそれらしさを高めています。
ワシントンでは夏のあいだじゅう、日射しが出てくると沢山の船が水の上に繰り出していました。船上をよく見れば、みんな水着かそれに近い格好で飲食を楽しんでいます。のんびりと水辺でのランチとおしゃべりを楽しんだら、エンジンを轟かせてクルーズ態勢に入るという案配。優雅ですなあ。
前回同様、「費用」がどれぐらい必要なのか。見当もつかないところが、羨望の度合いを高めますね。ただ、この状況が実現できたとしても、なんかこの状況がどう見られているのか、自意識が邪魔をして十二分に楽しめなさそうな気もいたします。まだまだ修養が足りません。