#332「大橋」

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下津井瀬戸大橋1.jpg

大橋、という地名や橋は全国そこかしこにあります。が、このスケールに勝るものはないでしょう。瀬戸大橋さんです。写真はその一番本州寄り、下津井瀬戸大橋のダイナミックな光景であります。すでに開通から20年余。本州と四国を直結する大動脈となっています。それを下から眺めるのは初めてだったのですが、あまりのスケールに、ちょと面食らいました。

鷲羽山の高台に上るとその眼下には島から島へ、そして四国へ。橋が非常にゆるいカーブを描いて連なっていくのが見えます。よくこんなもの造ったなあ…と感慨しきり。

下津井瀬戸大橋2.jpg

さて橋の下に居ると、何が上を走っているのか見えません。しかしよくわかるのは、電車が通過したとき。けっこうな轟音を頭上から響かせて電車は走り去ります。…これ、けっこうな騒音ですな。もともと静かな漁村だったはずのこのあたり、視覚的にも、聴覚においても、大橋が地域に与えたインパクトは大きかったでしょう。

昨今は例の高速道路1000円、で「四国にうどんを食べに」なんて御仁も多いようです。実際関西圏だったらここまで200キロちょっとでしょうかね。羨ましいなあ…。海に山に美味に。山陽、四国の魅力は「大橋」でつながれています。

下津井瀬戸大橋3.jpg


2016年8月

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プロフィール

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近野 宏明
(こんの ひろあき)

現在、ワシントン特派員。鉄道、自動車、航空機などの乗りもの・交通全般に詳しい。

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このブログ記事について

このページは、近野 宏明(こんの ひろあき)が2010年1月22日 13:46に書いたブログ記事です。

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