#246「右側」
まあ当たり前のことですが。タクシーに乗り込むとき、左側のドアから乗り込むのが普通です。ところがこの「普通」が「普通」じゃない場所がありました。東京駅の丸の内口のタクシー乗り場です。私の記憶では丸の内北口、丸の内中央口のあたりの乗り場は、タクシーから見て右側に歩道がある、普通と逆の乗り場でした。「…でした」と書いているのにはワケがありまして。今、東京駅の丸の内側の駅舎は復元作業中で、作業用フェンスでぐるりと取り囲まれているのです。そのため、タクシー乗り場がどのような状況になっているか、見ていないので現況を何とも言えない私。「…でした」でお願いします。
この「右側乗車」というのはただそれだけのことなのに、なかなかのストレスを生みます。車が目の前に滑り込んでも、ドアは開きません。自分で開けるのです。たったこれだけのことですが、それがねえ…。人間いかに「慣れ」に甘えるかということなんですよ。まあ世界中、多くの国のタクシーには「自動ドア」がないですから、そんなの当たり前ですもんね。
とりあえず。3月初旬の丸の内南口では「左から乗る」普通の乗り場でした。本日の写真がそれです。なんだ、そこまで行ったのなら中央口、北口も見てくるべきでした。すみません。