#189「お菓子 その1」
「リアル特集」のSディレクターは、その緻密な取材と執念で数々のスクープをものにしてきた人物。この世界ではかなり知られた存在です。人柄は穏やかで温厚、ちょっとお茶目な一面もあり、つまりなかなかいない人物なんですね。そんなSさんの趣味は「鉄道」。さすがもののわかった人であります…私も同じ趣味、持っています(笑)。
先日Sさんの机の上に置いてあったのがきょう紹介するお菓子。駅の売店で売っていたそうです。懐かしの自動券売機を模した箱には、パイが何枚も入っています。ツウなポイントは、販売機自体が国鉄時代のものを再現しているということ。そうそう、あのころの料金ボタンは円かった。私が子供の頃、両親とでかける際には自分で押させてもらったものです。あのボタン。当時の料金はちょうど今の半額ぐらいでしたか。
そしてパイの入った小袋は、機械の下方にある取り出し口から出します。当然、当時の国鉄切符の地柄がプリントされているんですねえ。よく出来ています。
Sさんから一枚おすそわけを頂戴した近野は、午後のひととき、お茶うけとしてパイを賞味…。夕方の仕事も元気に出発進行!でした。