#185「鉄道本 その1」
今回と次回は空前の(?)ブームを迎えている鉄道趣味の世界に放たれた衝撃の書籍をご紹介しましょう。…と言いましても、いずれも「近野は鉄道好き」という情報をもとに、出版社から送られてきた本なのですが。「乗りもノート」を継続しているとこういう功徳もあるものです。
まずは新潮社から。「日本鉄道旅行地図帳」。これはありそうで無かった「正縮尺の鉄道地図」であります。「鉄道好き&地図好き」である私にピッタリの一冊。
普段われわれの手にする時刻表の地図はかなり無理をしてページにおさめるため、地形は歪み、駅間の距離も適当、です。しかしこの地図帳は、ちゃんとした地図の上に、ちゃんと路線を書き、駅も表記。これは便利です。列車を撮影に行く時に大まかな地形や線路のカーブ・直線などはわかりますし、単線・複線の別、急勾配なども事前にインプットできるんですね。
しかも沿線の名駅舎、車窓の絶景、廃線の地図や収録地域の全線全駅に関するデータ(廃線も含む)なんていうものまで盛り込まれています。北から順に発行されているようですので、全部そろえると、それはみごとなデータブックに。
ところでどういうきっかけで、どういう選定基準で、この本の送付先に私がリストアップされたのか、気になります。さっそく新潮社に聞いてみると「鉄道がお好きで、地図がお好きと拝察しましたので送らせていただきました」との由…。ワタクシ、新潮社にはそういう人物として「認知・登録」されているのですね。ありがとうございます。そのとおりです。