#030 「ミニカー」

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 我が家には、「ミニカー部屋」と呼ぶべき小さなスペースがあります。集め始めたのはそう古い話ではありません。自分の乗っている車と同じミニカーを手にした時からのことです。
 
 43分の1スケール(長さ10センチちょっと)の、出来の良いモデルを一度手にする。と…幼い頃に遊んだミニカーとは別の喜びが芽生えます。見て楽しむ、ということでしょうか。ここには写っていませんが、私のミニカーのおそらく半分以上は、いわゆるオープンカーです。これは、作り込まれたインテリアも見て楽しめるという実利もあります。
全体としては、やっぱり自分が欲しい・乗りたいと思う車がほとんど。こういうのを代償行為というんでしょうね。

 最近のミニカーはさらに小さい、64分の1とか72分の1といったスケールでも、精度が上がっています。写真のケースに入っているバス(都営バス、西鉄バス)や、各車の前に並ぶ小さいスポーツカー(フェアレディZ)に至っては150分の1、ですから。長さは3センチ無いんですよ。しかも相当な細部まで表現されています。「米粒に描いたこけし」ではありませんが、人間の進化はいったいどこまで続くのだ!という思いも芽生えるほど。

 問題がひとつ。「ミニカー部屋」も手狭になってきたので、今後はこういう極小サイズのコレクションが否応なく増えることが容易に想像されます。ほんとは43分の1がいちばんなんですが…(涙)


2016年8月

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プロフィール

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近野 宏明
(こんの ひろあき)

現在、ワシントン特派員。鉄道、自動車、航空機などの乗りもの・交通全般に詳しい。

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このブログ記事について

このページは、近野 宏明(こんの ひろあき)が2007年2月 6日 00:00に書いたブログ記事です。

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