#473「信号」

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 また、アンティークのネタです。ステキな商品とステキなガラクタが混在することで、アンティークモールはその魅力を増すものです。誰がどうみても魅力的なのが「商品」で、一部の人にはとても魅力的なのが「ステキなガラクタ」だと言えましょう。

20160126.jpg  とあるアンティークモールに行ったら、信号機が売られていました。当地の信号機は多くの場合、道路の右と左に立てたポールの間にいかにも丈夫そうなワイヤーを張って、そのワイヤーにぶら下がってます。強風の日はゆらゆらと揺れる、あれです。この信号機もまさにそんなひとつだったのでしょう。

 初めて間近に見ると、その大きさに驚かされます。なんせ道幅が広くて景色が開けていたりすることが多いので、普段運転しながら見るとまさかそんなに大きいとは思いません。

 さてこの信号機、どういう経緯でここに売られているのか。その来し方は分かりませんが、ひとつ真実があります。あらゆる趣味の世界があるこの世の中、この信号機を見て「お!これは!」と心を奪われちゃう人も居るということ。「買ってどうすんの?」とお思いの方が圧倒的に多いでしょうが、必ずどこかに、これを魅力的だと思う「一部の人」が居るはずです。こんど行ったらまだ売れずに残ってるかどうか、確認します。恐らく、売れてるはず!

2016年8月

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プロフィール

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近野 宏明
(こんの ひろあき)

現在、ワシントン特派員。鉄道、自動車、航空機などの乗りもの・交通全般に詳しい。

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このブログ記事について

このページは、近野 宏明(こんの ひろあき)が2016年1月26日 13:07に書いたブログ記事です。

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