#449「逆転」
ワシントンには実にさまざまな博物館があります。「中央駅」と言うべきユニオンステーションのすぐ隣には「郵便博物館」もあって、ここは切手愛好者にはたまらない殿堂となっています。膨大な切手のコレクション、郵便の歴史や、歴史を彩った手紙などの展示は勿論、郵便にまつわる割と大きな「現物」もありました。そのひとつがこちら。
アメリカでよく見かける郵便配達車です。いくつかの特徴があります。ひとつは「アメ車」にしては小柄なこと。狭い住宅街(ってそんなに無いんですけど)や都市部の路地でもすいすい入れます。そしてもう一つは、写真でも分かります。車内をよく見て下さい。ハンドルの円い影が、右側座席にあります。そう、右側通行なのに右ハンドルなんです。
なんとなれば、各住宅のポストは日本のように奥まったところの玄関横ではなく、敷地のいちばん端、車道に面したところにぽつんと立っているから。郵便配達のひとは、右座席で車を操り、下車することなく窓から手を伸ばしてポストに直接郵便物を届け入れます。仮に下車するにしても、右ハンドルなら路肩の歩道や建物にダイレクトに降りられます。なるほど合理的です。こういう機能に徹したところ、さすがに「はたらく自動車」です。
ちょっとトボけたフロントマスクもいいですね。
アメリカでよく見かける郵便配達車です。いくつかの特徴があります。ひとつは「アメ車」にしては小柄なこと。狭い住宅街(ってそんなに無いんですけど)や都市部の路地でもすいすい入れます。そしてもう一つは、写真でも分かります。車内をよく見て下さい。ハンドルの円い影が、右側座席にあります。そう、右側通行なのに右ハンドルなんです。
なんとなれば、各住宅のポストは日本のように奥まったところの玄関横ではなく、敷地のいちばん端、車道に面したところにぽつんと立っているから。郵便配達のひとは、右座席で車を操り、下車することなく窓から手を伸ばしてポストに直接郵便物を届け入れます。仮に下車するにしても、右ハンドルなら路肩の歩道や建物にダイレクトに降りられます。なるほど合理的です。こういう機能に徹したところ、さすがに「はたらく自動車」です。
ちょっとトボけたフロントマスクもいいですね。