#214「さよなら0系」
いよいよ、ラストランです。 1964年、東海道新幹線の開業と同時にデビューして以来40年余。
「初代新幹線」0系がこの週末で引退します。ご存じのとおり東海道区間ではすでにその姿を見なくなって久しいのですが、山陽新幹線の区間では黙々と走り続けていたのですよ。
私は先日、最後に残った3編成(各6両編成)のうち2本に乗る機会に恵まれました。引退を前にデビュー当初の塗装に戻された車体はつやつやのピカピカ。そして後年は「団子っ鼻」と言われた丸っこい先頭部分、久々にみるとじつに美しい造形でした。「夢の超特急」として高度成長期の日本を支えた0系は、そのデザインも「夢」が昇華したように見えましたよ。
今回は早朝発の列車にみっちり乗りとおしたので、まずは腹ごしらえとばかりにお弁当タイム。はい、「夢の超特急弁当」です。
この陶製の器が出来上がった時点でもはや何も言うことはありません。大きさは小ぶりですが重さはずっしり。しかも形もいい塩梅のデフォルメ。この弁当会社の名物である明石のタコもちゃんと入っていました。では、おなかもとりあえず満たされたところで、続きはまたの機会に。
↓0系をはじめとする新幹線の動画、たくさん見られますよ↓
ありがとう!“0系”新幹線 スペシャル