#209「ヘッドマーク 再び」
先日の当欄でヘッドマークは「現物」が無ければならない、と勇ましく「LED表示」を否定したところ、読んだ先輩から「いやー、近野くん、ほんとそうだよね」と完全同意の感想をいただきました。やっぱりLEDで電光表示してもねえ…。ちょっと味気ないですよねえ。と、昭和生まれの鉄道ファンは思うわけであります。
ところで平成生まれの鉄道ファンはどうなんだろうね、というのが先輩の疑問でありまして。そもそも最初から「実物」のないLED表示ばかりに親しんできたとなると、別に味気なさも寂しさも感じないんではないか?という話にもなりました。
きょうの写真は「カシオペア」の先頭にたつ機関車とヘッドマークです。でも私、きづいてしまいました。「カシオペア」のヘッドマークの図柄のこと、「よく知らなかった」というのが正直なところです。いま改めて見ると「こんなマークだったんだ…」と思う次第でありまして。
偉そうに平成生まれの鉄道ファンは…とうんぬんしましたが、昭和生まれの鉄道ファンも実はその程度でありました。