#204「名称」
長い鉄道橋というと、東北新幹線の第一北上川橋梁がその代表格。3800m以上もあります。東海道新幹線では富士川橋梁が。在来線では私の地元新潟にある、羽越本線の阿賀野川橋梁が長らく日本一長い鉄道橋の座にありました。
鉄道の世界では、よく注意してみると小さい橋にも名前が付いています。きょうの写真は東京・神田駅のホームで撮ったもの。線路を支える桁の隅に、しっかりとその名が。「神田大通り第一橋りょう」と書いてあります。「○△駅から何キロ何メートル地点」みたいなことも分かります。まあ通勤通学にこのホームを使う方々のうち、おそらく95%ぐらいは気にしたこともないでしょうし、知ったとしても「だから?」と思われそうですけど。乗りもの好きとしては「ほほー。こういう名前の橋の上を○▽線が走っているのね、と思うわけです。
こういう表示、塗装した年月日なんかも記載されています。土木マニアの皆さんもぜひご注意ください。