#193「おむすび」

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  秋らしくなってまいりました。秋と言えば運動会。先日も、出勤途中に学校のグラウンドで賑やかに走り回る子供たちの姿が見えました。私の通った小学校ではグラウンドで昼の弁当を食べた(保護者と一緒ではありませんでした)記憶がありますが、今はどうなんでしょう。秋と言えば遠足もありますよね。オトナとなった今振り返ると普段の生活圏からほんのちょっとだけ出たにすぎない距離。でも子供のころは大冒険をしてきたような満足感を覚えたものです。

 

 そんな秋のイベントに欠かせないのが「おむすび」でしょう。具材は移り変わりましたが、「行楽の友」選手権があったなら、常に表彰台に上るメニューであります。で、きょうの本題、写真はボーイング737-500のエンジン。正面から見ると断面が「おむすび型」です。1967年に初飛行したボーイング737。初期のバージョンは砲弾型のもう少し細いエンジンでしたが、低騒音で高性能なエンジンが開発され、途中からは変更されたんですね。でもこの新エンジンは直径が太くなるので、そのまま主翼に吊したのでは地面にこすりかねません。で、エンジン下部を平たくして地面と干渉しないように工夫しているわけです。

  B737-engine.JPG

  このおむすびは国内のローカル線でよく見かけます。秋の旅行で飛行機に乗られる方、空港ではおむすびを片手に探してみてください。


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プロフィール

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近野 宏明
(こんの ひろあき)

現在、ワシントン特派員。鉄道、自動車、航空機などの乗りもの・交通全般に詳しい。

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このブログ記事について

このページは、近野 宏明(こんの ひろあき)が2008年9月16日 15:50に書いたブログ記事です。

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