#091「カート」
<特大>カート特大>です。
ゴルフをしない私には馴染みの薄い乗り物ですが、ゴルフ場ではよくみかける?のかもしれません。私が見たのはとあるホテル。宿泊客やその荷物を運ぶものです。自分では運転させてもらえませんが、じつに楽しそう。
スピードもそれほど出ません。ひとが走るぐらいが関の山。しかしそのスピードでも、立派な乗りもの。遊園地やデパートの屋上にあったゴーカート(バッテリーカー)を思い出します。もっとも、こっちはヘッドライトもブレーキペダルもあるところが、子供用とは決定的に違いますが。
どのみち遠くに出かけられるものではないうえ、スピードもたかが知れているので、公道も走れるようにならないでしょうかねえ。誰しも老境に入ると、普通の自動車の運転はあきらめざるを得ません。けれども、日常の買い物などにはこうした軽便・低速な乗りものがあれば便利だと思うのです。普通運転免許を持っている人にはこの種のカートを公道でも運転できる、と。
都市圏は出かけた先の駐車場、公道の道幅などに課題が残りますが、地方はインフラ整備もしやすいと思います。地方では徒歩圏内に生活に必要な要素がすべて揃わないうえ、公共交通機関も縮小が進んでいるので、なお活躍の可能性が高いと思うんですが。無理して自動車の運転を続けるよりも良いんじゃないかなあ。
お値段は不明。インターネットでメーカーのサイトを見てみましたが、ズバッと価格が書いてあるページがなかなか見つからず。老境に入ったら公道で…。私が国土交通省の審議会メンバーなら、こんな提案、すると思います。