#054 「注意書き」
世の中、様々な注意を受けるものです。わけても「乗りもの」には注意が多い。「閉まるドアに注意…」「足元の点線まで下がって…」「電波を発する電子機器は…」などなど。
しかしこれはインパクトがあります。「床に座らないでください」。この写真、日本テレビ報道局きっての「鉄道好きカメラマン」が撮影したもの。JR九州の電車内ですが、福岡近辺の車両でのみ見られるようです。実際にペタっと座ったときの高さに貼ってあるのも、配慮が行き届いて?いますよね。
「電車内での地べた座り」、確かに東京近辺でもたまにみかけます。隣の車両に行くドアのあたりで。少し都心から離れたローカル線では、「床に座る」というハードルは低いようです(座るのにハードルが低いって…?)。部活帰り…という感じでしょうか?本人たちは何気ない行動なのでしょうが、周囲はちょっと引きますよね。公共の空間という概念が…などと言い出すと単なる繰り言になってしまうのでやめときますが。
このステッカーを貼らねばならぬほどに福岡の若者は疲れているのか?そして効果はあったのか?疑問は尽きません。