日本国鉄カラーに変わった蒸気機関車「C56形44号機」が営業運転開始します!
大井川鐵道株式会社で使用している蒸気機関車「C56形44号機」は2010(平成22)年8月までボイラー部分はみどり色、タイの文字で「タイ国鉄」と書かれた「タイ国鉄仕様」で走っていましたが、その後に入った点検、修理を経て、日本の蒸気機関車らしい、黒々とした「日本国鉄仕様」として再お目見えします。
再お目見え日 平成23年1月29日(土)
運転時間 金谷発 11時48分(新金谷発 11時58分)
千頭発 14時58分のSL列車
※機関車の状態により、やむを得ず、車両を変更する場合があります。予めご承知ください。
※再お目見えに際して、特にセレモニーは行いません。
(タイ国鉄カラー)
(日本国鉄カラー)
【C56形】
・C56形は昭和10年よりローカル線用として合計165両が作られた。それらは国鉄などで九州から北海道・樺太におよぶ全国に配置された。
・165両のうち90両は昭和16年から17年にかけて軍事用に供出されタイやビルマ(現在のミャンマー)方面に送られた。
・使われた路線には映画「戦場にかける橋」で舞台になった泰緬鉄道がある。したがって、アメリカやイギリスなど全世界から注目される機関車となった。
・日本に残ったC56形は昭和48年に運転をとりやめた。
大井川鐵道公式HP