駅の記憶

第15話 飯田橋駅
今、むかし


  • 明治26(1893)年─政府の諮問機関として設置された鉄道会議にて、甲武鉄道新宿~飯田町間の建設が認められました。

    ・明治27(1894)年10月9日甲武鉄道開業(新宿駅~牛込駅)

    ・明治28(1895)年4月3日飯田町駅~牛込駅開通。甲武鉄道市外線が開通しました。これにより、都心部と東京西郊とを結ぶ新しい交通形態が生まれ、東京西郊の都市化が進み始めました。

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    開業当時の飯田町駅の様子(明治30年頃)

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    旅客列車が停車中の飯田町構内(明治30年頃)

    ・明治37(1904)年8月21日
    東北本線上野~東京間営業開始。東京電気鉄道により、飯田町駅~中野駅間で電車の運行が開始されました。10分間隔で運転され、市街線が便利になりました。これにより近距離の利用客が増えました(当時の列車は30分間隔で運転)。

    ・明治39(1906)年10月1日甲武鉄道 国有化。これにより、牛込駅、飯田町駅は国鉄の駅になりました。

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    関東大震災後に再建された飯田町駅舎(昭和初期)

    ・昭和3(1928)年11月15日
    飯田橋駅開業。関東大震災復興により貨客分離を目的とした複々線化工事が新宿駅~飯田町駅間で完成しました。これにより、駅間が近い牛込駅と電車線の飯田町駅が統合され、飯田橋駅が開業しました。このころは旅客営業のみでした。

    ・昭和8(1933)年
    ─飯田町駅が旅客扱いを廃止し、貨物駅になりました。

    ・昭和39(1964)年12月23日営団地下鉄東西線 飯田橋駅開業。

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    駅前を走る都電(昭和40年9月)

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    市中を走る2502号線電車(昭和43年10月)

    ・昭和49(1974)年10月30日
    営団地下鉄有楽町線 飯田橋駅開業

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    飯田橋駅を象徴する駅前のマンモス歩道橋(昭和58年1月)

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    飯田橋駅を象徴する駅前のマンモス歩道橋(昭和58年1月)

    ・平成8(1996)年3月26日
    営団地下鉄南北線 飯田橋駅開業

    ・平成9(1997)年3月22日新宿駅~飯田町駅間の定期貨物列車廃止。これにより、甲武鉄道飯田町駅は104年の歴史を閉じました。

    ・平成12(2000)年12月12日
    都営大江戸線 飯田橋駅開業。

    ・平成16(2004)年4月1日営団地下鉄民営化。東西線、有楽町線、南北線飯田橋駅は東京地下鉄(東京メトロ)の駅になりました。

    ・平成19(2007)年─都内アクセスに便利な駅として、駅周辺は更なる発展を続けています。

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    現在の駅前の様子(平成19年4月)


    ※ 写真・資料協力: 千代田区立四番町図書館
    『千代田区史』東京都千代田区発行
    『都電の消えた街』大正出版株式会社
    諸河久
    『図説 駅の歴史 東京のターミナル』河出書房新社
    日本貨物鉄道株式会社
    交通博物館

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