・明治5(1872)年6月5日─国鉄東海道本線川崎駅開業(横浜~品川間仮開業)。初運転当時の運転回数は1日2往復。料金は片道上等1円50銭、中等1円、下等50銭でした。米一升が5銭だった当時の貨幣価値から考える、利用者はまだまだ限られていました。
・明治5(1872)年10月14日─横浜~新橋間 鉄道開業。日本初の鉄道で、後にこの日は鉄道の日に制定されました。新橋~横浜間の全開通後は料金も引き下げられ、利用者も次第に増加しました。
・明治12(1879)年11月1日
─川崎~鶴見間 複線完成(川崎~大森間は同3月1日に完成済)。
・明治15(1882)年
─川崎駅他に錬鉄製ラチス型桁袴跨線人道橋を設置
。

開業後15年経った川崎駅(明治20年代)
・明治31(1898)年4月1日─貨物取り扱い開始。

川崎駅前の様子(明治34頃年)
・大正3(1914)年12月20日─年京浜線電車運転開始(品川~高島間)。
・大正7(1918)年5月1日─浜川崎支線開通(川崎~浜川崎間)。
・大正8(1919)年5月─南武鉄道(株)設立(多摩川の砂利運搬鉄道後に南武線となる)。
・昭和2(1927)年3月9日─南武鉄道川崎駅~登戸駅開通。
・昭和4(1929)年12月12日─南武線全線開通(昭和19年に鉄道社に買収)。

川崎大師へ向かう人力車が停車中の川崎駅前(昭和4年)
・昭和7(1932)年─東海道本線、京浜急行との立体交差、ならびに京浜急行線の高架化計画着手。
・昭和19(1944)年4月1日─南武鉄道国有化。

・昭和20(1945)年4月15日─大空襲により駅舎全焼(急造仮駅舎で営業継続)。川崎市は4月4日の本格的な空襲を受けて以来、8月15日までに数十回の空襲を受け、
川崎駅は4月15日に被災しました。
・昭和25年10月
─川崎駅全面停車の要望が高まり、商工会議所、市議会の努力により横須賀線電車上下各5本停車が実現しました。

高架化前の国鉄川崎駅前(昭和31年)

川崎ビル(昭和33年)

国鉄川崎駅前(昭和34年)
・昭和34(1959)年3月31日─川崎駅民衆駅舎開業(駅事務室、飲食店、ショールーム等4階建)。

川崎駅改札(昭和35年)
・昭和35年6月─横須賀線全てが川崎駅に停車することになりました。

東芝方面を臨む川崎駅(昭和35年)
・昭和37年11月─川崎駅前に公共地下道が造られ、歩行者の便が確保されました。
・昭和40(1965)年10月1日─川崎みどりの窓口開設(マルス102自動座席予約装置)。
・昭和48(1973)年4月1日─貨物支線、川崎駅~浜川崎駅廃止。
・昭和55(1980)年10月1日
─東海道線と横須賀線の分離運転開始(横須賀線は新川崎経由へ)。
・昭和56(1981)年9月1日
─貨物取り扱い廃止。
・昭和62(1987)年4月1日
─東日本旅客鉄道(株)川崎駅開業。
・昭和63(1988)年6月28日
─川崎駅橋上駅舎開業。
・平成4(1992)年3月30日
─自動改札機導入。
・平成19(2007)年8月
─隣接する大型音楽ホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」(2004年開設)とともに「音楽のまち」川崎の顔として現在も発展しています。

川崎駅前(平成19年8月)
※ 写真・資料協力:
『懐かしのアルバム 神奈川鉄道写真集』 1993 郷土出版
『南武線 いまむかし』 1999 多摩川新聞社
『京急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング
JR川崎駅
『古写真で見る明治の鉄道』 2001 世界文化社