
NPO「昭和の記憶」
日々失われてゆく高齢者の記憶。これを後世に残すのが私たちの使命です。
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昭和20年生まれのわたしにとって、渋谷駅は東横デパートのある駅でした。
雪谷(大田区)に住んでいた私の家から1番近いデパートでした。
五島プラネタリュームもよくいきました。
渋谷駅周辺は、お屋敷が続き、坂道も記憶にあります。
昭和43年ごろ銀行の渋谷支店に勤めていましたが、勤務場所は東急ビルの中でした。
今、埼玉から実家に帰る時、通過する渋谷駅は地下鉄の駅です。
昭和30年前後だと思います。渋谷東急のロープウェイを見ました。幼かったので、乗ったかどうかの記憶よりも、すごい人ごみだったと思います。
それが生まれて始めて見たロープウェイだったと思います。
怖そうでした。
昭和9年、北九州で生まれました。
駅の思い出とは言い難いのですが、東京なんて知らない就学前の幼年期に、絵本で渋谷駅を知りました。今でも全文を覚えています。
「市電、省線、玉川電車、帝都、東横、地下鉄と沢山の線路が集まった東京渋谷駅は、やがてこの絵のようにきれいになります。」(原文は全部カタカナでしたが)
絵本に載るほどですから、当時は注目の話題だったのでしょう。子供心にスゴイ所だなと思いました。「未来都市」のイメージですね。
私にとって、渋谷といえば、せわしなく歩く人々、往来が激しい車、どんどん増えては消えていく店々…常に「動」のイメージでした。しかし、「駅の証人」の濤川由雄様がおっしゃった「しっとりとした町」、そして、伊藤様が大好きな渋谷の季節の移り変わりを楽しむことのできる小道…そんなお話を伺って、渋谷の「静」の姿を発見させて頂きました。 佐藤様は「渋谷駅と聞いて思わず…」と、「駅の思い出」をお寄せくださいました。誰にでも、「思わず」話したくなってしまう思い出深い駅が、きっとあるのだなあ、と改めて嬉しく思いました。
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